2020年8月22日9時30分より、第15回CoderDojo岐阜をオンラインと実地にてハイブリッド開催しました。
当日、NHK岐阜様よりテレビ取材を頂きまして、以下のように放送していただけました。今後も岐阜市民・近郊の子どもたちへプログラミングを通して有益な活動を続けていこうと考えています。
開催内容
今回はハイブリッド開催ということで、通常の道場(もくもく作業・発表会)はSpatial Chatを活用したオンライン開催、レゴロボットプログラミング(WeDo2.0/Mindstorm EV3)はみんなの森 ぎふメディアコスモス つくるスタジオを使わせていただきオフラインにて開催しました。
オンラインには、常連のニンジャたちが参加してくれ、初めて利用するSpatial Chatでの道場を楽しんでくれていました。
今回よりレゴロボットプログラミングを各プロダクトに対して一組のみの参加として、実地開催にて環境提供を始めました。皆さんそれぞれ楽しんでくれていた様子で良かったです。
チャンピオンの感想・備考
今年1月以来初めての実地開催道場でした。しかも、会場は市民活動交流センター様に みんなの森 ぎふメディアコスモス つくるスタジオのテーブルを使わせていただく形でご提供いただきました。
また、前日にNHK岐阜様より取材にみえるというご連絡を頂きま、加えてCoderDojo岐阜活動へメンターとして参加希望の方もお見えになったりと、当日準備前からバタバタでした。諸々お待たせしたりとご迷惑をお掛けしまして申し訳ございませんでした。今回は参加できるメンター(大人の相談役=スタッフ)が3名(実地2名/オンライン1名)でしたのでちょっと大変でした。
レゴロボットプログラミングに参加してくれたニンジャたちは、レゴブロックで遊んだ経験はある子どもたちで、ブロックを組み立てることは全く問題ありませんでした。
WeDo2.0に挑戦していたニンジャは、家庭でもLEGO Boostなどでレゴロボットプログラミングに触れている経験があり、かなりスムーズにWeDo2.0を使って楽しんでいました。
Mindstorm EV3に挑戦していたニンジャは、当初はPC環境でトライしていましたが、マニュアルがみやすいということでタブレット端末に切り替えて挑戦していました。こちらのプロダクトは部品数も多く下の写真の段階まで組み上げるのに1時間くらい掛かりました。今後は開始時点で試作車を組み上げておくかどうか検討しようかと思います。
オンラインで参加してくれたニンジャは2名でした。それぞれ自分の環境でScratchなどに取り組んでいました。
その中の一人のニンジャは、Scratchとカメラ、TM2Scratchを使って「(お父さん・おじいちゃんのために)ビールをカメラで撮影して銘柄を人工知能で判断させてアルコール度数を算出して、その日のトータルの摂取量を表示する(→結果、過剰摂取防止を促す)」という作品を作っていました。
おそらくこちらの本などを参考にしているのかな?と想像しながら話を聞いていました。
まだ完成はしていないということでしたので、次回以降の道場で進捗を聞いてみたいと思います。
参加メンターの感想
初めてのハイブリッド開催ということで、私はオフライン側のスタッフとして参加しました。小規模ながら、久々のオフラインDojoはニンジャ達が生き生きと物づくりに触れる様子が感じられて、やはり実地開催は良いなぁと思いました。
Spatial Chatもなんだか面白いツールで、これからどう展開させられるのか期待です。
初めてのSpatial Chatを利用してのオンラインでのスタッフ参加でした。
モニタ上ではあっても、実際に一緒に居るように声が聞こえるようになったり遠くなったり、別の参加者に近づいたりなかなか面白いツールでした。
ただ、やはり一度は実際にオフでリアルで会ってからの方が、会ったことのあるあのメンターと話しているんだ感を持ってもらえるだろうなと。また、うまくいかなくて困っている感があっても、何がどう困っているかモニタ越しだと掴みにくい弱点はあって、そのあたりは対面にかなわないかも。
でも作ったプログラムやロボットをモニタ越しに見せて説明してくれようとする気持ちはとても伝わりました。
参加ニンジャの声
普通のzoomよりも使いやすかった。見たい人の場所に画面を持っていけれるのが良かった。共有ができるように次は頑張ります!
特定のひとと話ができるのが良かった。もくもく作業ができました!
開催の様子
Spatial Chatでオンライン会場と対話をしている様子 小学校1年生の男の子が2時間集中して取り組んでいました はじめてMindstorm EV3を触ってみるニンジャですが楽しめました