このページでは、CoderDojo岐阜へ参加されるニンジャ(子供)とその保護者・同伴者の方に必ず守っていただきたい大切なお願いを掲載しています。
これから参加される方、これまでも参加されている方全ての方に、ご理解と同時に必ず守っていただきたいことですので、必ずご理解いただけるまでお読みいただきますようお願いいたします。
主役はニンジャです。大人(保護者・メンター)は指図せず見守りましょう。
CoderDojo岐阜は、7歳〜17歳までの子供たちに無料で平等なプログライング機会を提供することを主な目的として活動しています。よって、紛れもなく主役はニンジャ(子供)です。
道場に参加して、その日何に取り組むのか決めるのは、保護者ではありません。ニンジャ自身です。
大人の目から見て、Scratchはイメージされるプログラミング像とは違うかもしれません。Raspberry Piでマインクラフトに取り組むのってただゲームしているだけじゃない?と思われるかもしれません。アイロンビーズで作りたいものを作ることが、プログラミングに繋がっていないと感じることもあるかもしれません。
しかし、それは「大人の目」から見た判断でしかありません。
英文字をタイピングするだけがプログラミングではありません。Scratchも論理的な思考の元に大人でも度肝を抜かれるアプリケーションやゲームを作ることが可能なビジュアル型プログラミング言語です。
マインクラフトが一見ゲーム要素だけに思われることは否定しませんが、そこからどのように発展させるのか、マイクラを通じて新しい友達を作ることもあるでしょう。JavaScriptの学習を志すきっかけになるかもしれません。
アイロンビーズも、ただの絵柄のアクセサリーを作れるだけと考えればそれまでです。しかし、実際に手を細かく動かして何かを作り上げることから、将来的には何かプログラミングを含むものづくりへと興味が進む可能性も多く含んでいます。
上でもお伝えしているように、CoderDojo岐阜はプログラミングに関する地域コミュニティ若しくは地域クラブのようなものです。しかし、そこで得られるものはプログラミングに関わることばかりではないと考えています。
普段接することがない年齢層の他のニンジャと接することで社会を広げることができたり、共通の話題で話せる同じ学校以外の知り合いができたり、わからないことを他のニンジャやメンターと相談することによって相互理解を促し学習効果を高めることができます。
全てのニンジャにプログラマーになってもらうための活動ではありません。プログラミングを通して豊かな人生をこれから送ってもらうためのきっかけにすぎません。
ですので、保護者・メンターのみなさん。ニンジャには「●●をやりなさい」「××はやってはダメ」という言葉を投げかけないでください。
CoderDojo岐阜では、ニンジャ自身がやりたいと決めたことに取り組む。保護者とメンターはそれを支えるだけ、です。
ニンジャを長時間、一人にしないでください
CoderDojo岐阜では、小学生以下のニンジャに対しては保護者同伴での参加を必ずお願いしています。
長時間ニンジャを道場に一人にしたまま、保護者の方が離席してしまうようなことが無いようお願いします。
それは、ニンジャとその保護者とでコミュニケーションを図りながら、プログラミングに取り組んでもらうためです。今、ニンジャは何を悩んでいるのか、何がわからないのか、何が楽しいのかといった様子を横から見ていてあげてほしいと考えています。
中学生以上のニンジャは、双方で相談をして同伴するかどうかを確認してください。なお、同伴されない(保護者が会場へお見えにならない)場合においては、緊急連絡先として保護者の連絡先をニンジャに確認しますので、答えられるように準備しておいてください。
ニンジャは自分のやりたいことに取り組もう
上記した保護者へのお願いと重なる部分がありますが、可能な限りニンジャは、その日道場で何をやりたいのかを自分で決めて参加すると良いでしょう。
初めて参加するニンジャの場合は、何ができるのか全くわからないでしょう。それは問題ありません。「プログラミングに挑戦してみたい!」という気持ちがあれば、それだけで十分です。Scratchなどのレクチャーを通して徐々に取り組んでいきましょう。
2回以上参加しているニンジャであれば、CoderDojo岐阜で何ができるのかというのは、ある程度わかると思います。ですので、「今日はこれをやろう!」「今日はこれをやってからあれもやってみよう」というように、自分でやってみたいことを来る前に決めておくと良いでしょう。
「やりたいことを自分で決める」これをCoderDojo岐阜としては大切にしてあげたいと思っています。