第37回CoderDojo岐阜を 2022年6月11日(土)に開催いたしました。
その際に以下のようなアンケートをニンジャ保護者様にご協力をいただきましたので、アンケート回答者個人が特定できない範囲で結果共有をさせていただきます。
アンケート結果
CoderDojo 岐阜開催会場内における感染防止対策(会場内人口密度など)についてどう思いますか?
5(満足) | 4 | 3 | 2 | 1(不満) |
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7 | 1 | 0 | 0 | 0 |
当道場における感染防止対策の内容は、個人的には参加される皆さんが安全・安心を感じられるためにかなり厳しく定めている印象を持っています。
その結果なのかは定かではありませんが、アンケート結果では概ね対策としては満足いただけていると解釈することができそうです。
現状、岐阜県・岐阜市・利用施設(メディアコスモス) が求めている水準は確実にクリアをし、さらに不足ないように加えているものもあります。ですので、結果として厳しめとなるかと思います。
しかし、感染防止対策一つにせよ様々な考え方をお持ちの方がみえます。そして、どんな考え方を持たれている方であろうと、当道場に参加される方みなさん等しく「子供のことを最優先に考えてくださっている」と理解しています。
その考え方から、「安心・安全を感じながら当道場に参加をしていただける」と感じていただくことを優先しております。その考えが少しでも伝わっていると思える結果となりました。ありがとうございます。
現状よりも参加可能定員数を増やすことについてどう思いますか?(会場内人口密度が高くなります)
5(良い) | 4 | 3 | 2 | 1(心配) |
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4 | 1 | 3 | 0 | 0 |
こちらは定員を増やすことについてどう感じられているかという指標を得るために実施しました。
当道場はコロナ禍となり2022年6月開催まで、会場が消防法で定める定員の半数を上限として、会場に入場される参加者(メンター・ニンジャ・保護者)数を設定してきました。
しかし、ここ最近、当道場を知り行ってみようと思ってくださる方の増加を感じています。そんな中、定員数を抑えた形で実施するしかない状態に少々無力感を感じていました。
実際は、岐阜県・岐阜市・メディアコスモスが定める定員数としては、現在通常定められているスタジオ定員数を上限としても良いとなっているので、多少増員することは可能な情勢となっています。
しかし、一部ではありますが、参加者保護者のみなさんの肌感覚として、どのようなものなのかを測らせていただき、今後の対応の参考にさせていただこうと思っています。
同じ取り組みをしたいニンジャ同士プロダクトを共有して一緒に取り組む(LEGO や toio など)形についてどう思いますか?
5(良い) | 4 | 3 | 2 | 1(心配) |
---|---|---|---|---|
6 | 2 | 0 | 0 | 0 |
基本的に参加申し込み枠を利用するプロダクト別(LEGO Mindstorm EV3/WeDo 2.0/toio など)に分けて、申し込みをしていただいています。
その理由としては、主に一つで、道具を共有することにあまりポジティブに感じない方がみえるのではないか、という点があります。
しかし、当道場が活動開始当時から理念としてある「ペアメンタリング」に取り組むためには、どうしてもニンジャ同士が同じテーブルなど近い場所でのコミュニケーションが多くなってしまいます。
ここでは「ペアメンタリング」のことを、子供たち同士が同じ興味を抱く物事に対して、教え合ったり共に取り組んだりすることを指しています。
特にコロナ禍において他者との接触は気になる点かと思いますし、感覚としても個人差があると思います。しかし、あまりにも安全に舵を切りすぎることで失ってしまう機会というものも多くなってしまうことを個人的にコロナ禍では感じています。
ですので、バランスを見ながらもそういった取り組みを増やしていける時期なのか、もしくはまだ時期尚早なのかという感覚をお尋ねするためにアンケートに含みました。
結果として、全体値として「ペアメンタリング的な形も許容されつつある」という認識を得ることができました。今後の参加申し込み枠の作成等にも反映させていければと思います。
ご自身がメンターやサポーターとして当道場の活動に関わりたいと思いますか?
メンターとして | サポーターとして | 特に意向はない |
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1 | 0 | 7 |
当道場では、メンターやサポーターとして活動を支えてくださる方を随時募集しております。詳しくはこちらをご覧ください。
どうしても、メンターと聞くと「専門知識がないとできないでしょ」と思われるかと思いますが、当道場において(他はわかりません…)は、そこは重視していません。
それよりも、ニンジャをご自身でできる方法でサポートするということを大切にしていただいています。ニンジャが質問しやすい環境の提供、その質問に対して解決方法ではなく一緒に考えたり調べたりしてあげる姿勢というものを大切にしています。ですので、気軽にお声がけいただければと思います。
サポーターはもっとライトな役割となります。道場開催時の準備と受付対応、イベント開催時に会場外から中を覗いて様子を見ていただいている方への声かけなど、イベント運営のサポートということをお願いしたいと考えています。
ぜひこれらの内容を踏まえて、少しでもご興味を持っていただけた際には、ご連絡いただければと思います。(こちらのメンター希望の方もご連絡ください…!笑)
今後、同様または小規模で CoderDojo 岐阜 が別日に開催されたら利用したいですか?
5(したい) | 4 | 3 | 2 | 1(しない) |
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5 | 1 | 2 | 0 | 0 |
こちらも他の項目と重複する部分もありますが、最近では以前よりも参加希望者が増えてきており、1回の開催ではニーズを満たせない状況にもなりえるなと感じています。
そういった際に、何かしらの方法でメディアコスモス内で会場を確保できた場合に、参加したいという意向をお持ちの方がどれくらいみえるかを測るためにお聞きしました。
思っていたよりも好意的な結果となりました。早々に何かできるかはわかりませんが、一つに結果として考慮していきたいと考えています。
アンケート結果を踏まえての考察
この結果にいては、想像していた以上に、多くの方が with コロナ な考え方をされているということを感じました。
それは、会場定員数の増員、プロダクトを共有しての取り組みの結果からも強く感じました。
しかし、前述しているように、参加する上での「安心・安全の確保」という点も踏まえてバランスをとりながら検討していく必要があると考えているので、急激な方針変更は難しいように思います。
しかし、こういった感染症感染予防と共存しながら取り組まざるを得ない期間が長く続くと感じておりますので、バランスを取りながら随時対策を検討・実施させていただこうと思います。
今後とも随時アンケート等実施させていただおうと思います。その際にはご協力をお願いいたします。