第4回CoderDojo岐阜を開催しました。
今回は定員16名の中、12名のニンジャの参加申し込みがありました。前回同様、ニンジャそれぞれが取り組みたいことに取り組んで、その過程で疑問や問題が出てきたらメンターに相談するという流れが自然と取れるようになってきました。
そのおかげで、開催をはじめた当初と比べると、メンター自身も楽しめるようになってきたのではないかなと感じています。
開催内容詳細
今回は2名のScratchレクチャー希望者がいましたが、1名は自作のRaspberry Pi工作についてメンターと相談していたので、実質1名で進めました。
他の参加者は、それぞれやりたいことに取り組む充実した時間を過ごしていたかなと感じます。一部、色々と感じることがありましたので、その点は後日記事にしてまとめたいと考えています。
以前の参加では一人で操作は難しいかな?と思っていた子が、2か月ぶりに会うと自分で考えてプログラミングに励むまでに成長していて、ニンジャの成長スピードに驚かされました。
思ったように動かないことを相談され、「こうしたらいいんじゃないかな」というアドバイスをしたのですが、後から見るともっとよいやり方で解決していて、自分で考える力がすばらしいなと思いました。
初参加のニンジンさんからラズパイ環境で、マイクラをscratchで作りたいとの事でしたが、時間が足らずお役に立てませんでした。scratchの限界と、ソフトの更新スピードの早さを実感した一日でした。
今回もたくさんのニンジャが参加してくれました。みんなそれぞれにやりたい事を持ってくるようになって、自主的に取り組むようになりました。いろいろ工夫して、どうしても分からないところや、うまく行かないところを質問してくる感じでした。
もっとプログラムを楽しんでもらえるように、プログラムでできる事を提案していきたいと思いました。
今回は、CoderDojo岐阜で利用するのは初めてな「おどるスタジオ」という場所で、ここは机や椅子を自分たちで備品庫から出して設置しないといけない場所なので、準備に時間がかかりました。今後の反省材料ですね。
今回も多くのメンター・ニンジャが参加してくれて、回を重ねるごとにニンジャができること、やろうとしていること、できるようになったことなどを肌で感じることができて、みんなそれぞれ楽しんでくれてるな、と嬉しく感じていました。
個人的には長男(5歳)と一緒に参加することが多いので、当日はメンター業はあまり行わずみなさんに任せており、その他の運営雑務や問題を解決する役回りに徹していますので、他のメンターに比べて子供達と接する機会は少ないですが、良い雰囲気で開催されていて今後への継続意欲にも繋がりました。
メンターいとうさんからラズパイ工作のニンジャへ
ラズパイのマイクラ(minecraft)とScratchを繋いで遊べるとの事でしたが、最新(rasbian 2019-07-10版)のラズパイ環境では動かなかった。その後、色々調べた結果を報告します。
インストール中のエラーがあり上手くインストールされてない物があるのが原因。その為、マイクラとScratchの通信部分が上手くインストールされてない。
両者の通信には、pythonが使われて居るが、pythonもここ数年で2から3へバージョンアップしている。足りないアプリをインストールする事で、私のラズパイ環境では動きました。
$ sudo apt-get install python3-setuptools python3-pip
※インストールでY/n聞かれるので「Y」を押す。
$ sudo curl http://scratch2mcpi.github.io/install.sh | sh
これで他の環境でも動いてくれると良いなぁ。
スクラッチカードについて
CoderDojo岐阜でプリントアウトして用意しているコーディングカードはGitHubにて公開されています。こちらの記事でも紹介していますので、ご自宅でプリントアウトして使いたいという方は一度確認してみてください。(GitHubは英語サイトなのでダウンロードがちょっと大変かもしれません;;
開催情報
日時 | 2019年9月7日(土) 9:30〜11:30 みんなの森 ぎふメディアコスモス おどるスタジオ |
定員 | ニンジャ16名 |
参加予定メンター | 5名 |
備考 | Scratchレクチャーは2名を定員と想定しています。 |
開催の様子
今回いただいた寄付金
今回、午前に開催されたCoderDojo岐阜と午後に開催されたGifu WordPress Meetupの会場内に設置させていただきました寄付金箱に、¥8,724のご寄付をいただきました。ありがとうございました。