新型コロナウイルス感染症感染拡大状況によっては、みんなの森 ぎふメディアコスモス内のスタジオを使用せず、Zoom(無料)などのアプリを使用してオンラインで接続をし開催することもあります。
こちらのページでは、そのようなオンライン開催の際の手引きや参考資料などを紹介します。初めてのオンライン参加の場合、余計に緊張したり不安になったりすると思いますが、以下をご確認いただき、ぜひチャレンジしてみてください。
オンラインでの開催スタイルについて
今まで何度もオンラインにてCoderDojo岐阜を開催してきました。その中で考察しながらも知見を得てきた結果、CoderDojo岐阜をオンラインで開催する際には、基本的に以下のようなスタイルで開催します。
- ニンジャやメンターの日頃の取り組みを発表
- Scratchや電子工作などのレクチャーやチュートリアルの解説
といった、話を聞くスタイルをメインにしていきます。
発表はしたいニンジャだけとなりますが、ぜひみなさんにちょっとしたことでも発表にチャレンジしてみてもらえると嬉しいです。
オンライン開催に必要なPC性能と環境について
オンライン開催するCoderDojo岐阜に参加する際に、比較的快適に参加することができるPC性能と環境についてご紹介します。

こちらの構成について以下で解説します。
推奨されるPC性能
上記しているように、基本的には発表スタイルとなりますので、使用するアプリケーション(Zoom)が推奨している環境が、そのまま推奨環境となります。こちらはZoomを利用したアクセスに関しての推奨性能ですので、平行して何か作業をする場合には加えた性能が必要になることがあります。
CoderDojo岐阜としては、持ち込まれるパソコンを選ばれる条件として、
– 購入してから5年以内
– Wi-Fiに接続ができる
– 最新版の Google Chrome が使用できる
と案内をしています。
項目 | 内容 |
---|---|
OS(オペレーションシステム) | macOS/Windows/Linux/Android/iPadOS |
プロセッサー(CPU) | デュアルコア2GHz以上(i3/i5/i7またはAMDと同等) |
インターネット接続速度 | 下り上りとも4.0Mbps以上 |
サブモニターについて
2つ目のモニターがあると、メインの画面で自身が作業をし、サブモニターで参加者の顔を見ながら、またはレクチャーを聴きながらという形で参加することが可能になります。
わざわざ新しいモニターを購入しなくても、参加する時間だけご自宅のテレビなどをサブモニターに利用することも可能です。
テレビ・PCともにHDMIケーブルで接続できる(場合によっては変換ケーブルが必要な場合有り)場合は、簡単に設定することができるでしょう。
詳しくは、インターネット検索で「Windows サブモニター HDMI」といったキーワードで検索してみてください。
マイクとカメラについて
最近のPCの多くには標準でWebカメラが内蔵されているものも多くありますので、そちらを利用する方法が一番早いです。別途2台目のカメラが欲しい、もしくは標準内蔵カメラがないので用意したいという場合には、安価に利用できるものも最近は出回っているので、負担にならない程度で試してみることも良いでしょう。
しかし、カメラがないから参加できないというわけではありませんので、無理をする必要はありません。
マイクに関しては、パソコン内蔵マイクを使われる方も多いのですが、音声はお世辞にも良いとは言えません。また、ハウリングを起こしてしまって安心して参加できない方もたまにみえます。(同じ部屋で複数ニンジャが一緒に参加する際にイヤホンマイクなどがないと高い確率でハウリングが発生します)
ですので、可能であれば、イヤホンマイクなどを別途用意されることをお勧めします。最近では、100均などでもイヤホンジャックタイプのイヤホンマイクなど品揃えもありますので、試されても良いかもしれません。
岐阜市より提供されているiPadを使用しての参加について
岐阜市の小中学校から提供されているiPadには、Zoomを個人的にインストールすることはできません。ですので、Zoom へ参加することは該当端末からはできません。
しかし、Scratchなどブラウザからアクセスして取り組むものに関しては可能ですので、おうちのパソコンなどからZoom参加をし、取り組みは該当端末という形でも可能です。
Zoom の使い方
Zoom で参加する方法
CoderDojo岐阜では参加申し込みを一括して connpass というイベント管理サービスで行なっています。
そちらからイベントに参加申し込みをされた方限定で、下画像のように参加枠の下部に「参加者への情報」という部分が見られるようになります。参加申し込みが完了されていない方、キャンセル待ちの方はご覧になることができません。
こちらの情報からZoomにてアクセスしていただくことができますが、以下の2つの方法のどちらかでZoom会場へアクセスをしてください。

URLからアクセスする
https://〜
から始まるURL部分を全てコピーして、ブラウザのURL入力欄にペーストしてエンターキーを押してアクセスしてください。
Zoom アプリがまだ立ち上がっていない場合には、自動的に立ち上がります。そして、会場に入ることができます。
IDとパスワードからアクセスする
Zoom を立ち上げるとこのような画面が表示されると思いますので、「参加」ボタンを押してみましょう。

すると以下のような画面が表示されます。

「会議IDまたは会議室名」に「参加者への情報」に掲載されていたミーティングIDを入力してください。スペースは入れる必要はありません。また、表示名はconnpassにて参加申し込みをした際のアカウント名を含む名前にしてください。管理者が全て確認した上で参加を承認していますので、申し込み名と照合できない場合には参加を許可できない場合があります。
完了したら「参加」ボタンを押しましょう。必要に応じてパスワードも入力してください。
Zoom の主要機能紹介

Zoom 会議室へアクセスをすると、上のようなウインドウを確認することができると思います。上は会議の運営者だけが見られる機能も表示されているので、この通りではないとは思いますが、似ていると思います。
以下にZoom会議に参加する上で知っておきたい機能をご紹介します。紹介できない機能は、参加する上で必ず必要な機能ではありません。使いながら覚えてきましょう。
表示名
上画像の左下に「Koji Kuno(オレイン)」と表示されている部分が確認できると思いますが、こちらがご自身が参加者として表示されている名前になります。必ず connpass で表示されている名前を含む名称にしましょう。変更方法は別途紹介します。
マイクのミュート/ミュート解除
上画像左下のマイクアイコン(に赤い斜線が入っている=ミュート状態/ミュート解除と表示されている)部分をクリックすることで、ミュート/ミュート解除を行うことができます。
また、複数の選択できるマイクを接続されている場合には、マイクアイコンの右側の三角マークをクリックすると、どのマイクを使うか選択することができます。
ビデオのミュート/ミュート解除
上画像左下のビデオカメラアイコン(に赤い斜線が入っている=ミュート状態/ビデオの開始と表示されている)部分をクリックすることで、ミュート/ミュート解除を行うことができます。
また、複数の選択できるカメラが接続されている場合には、ビデオアイコンの右側の三角マークをクリックすると、どのカメラを使うか選択することができます。
チャット
チャットボタンを押すと、右側にチャットウィンドウが現れます。

こちらの下部に「ここにメッセージを入力します…」と表示されている部分に、送信したいテキストを入力してエンターキーを押してください。
画面の共有
参加者全員に画面を共有して、何かを発表したり、作業内容を見せたりする際によく活用します。画面の共有ボタンを押すとこのような画面が表示されます。

この環境では、画面が3つあったりと皆さんの環境とはちょっと違うかもしれませんが、
- 画面ごとの共有
- アプリケーションごとの共有(Google Chrome などの単位)
で画面やウィンドウを選択して共有することができます。
共有したい画面もしくはアプリケーションウィンドウを選択して、右下の「画面の共有」という青いボタンを押すと共有が開始されます。