CoderDojo岐阜でも、ニンジャの中でマインクラフト(通称マイクラ)に興味を持っている子は少なくありません。
そして、全国的なCoderDojoの動きをみていても、マイクラに取り組めるような環境を用意したり、大会にエントリーするためにスペシャルチームを作ったりといった、様々な取り組みを行なっている道場もあります。
このページでは、実際に取り組むためにどんな準備が必要なのか、またはどんなことができるのかといって点をまとめておきたいと思います。
マインクラフトとは?
公式サイトの説明にはこのように掲載されています。
Minecraftは、ブロックを設置して、冒険に行くゲームです。
https://www.minecraft.net/ja-jp/
取り組むモードとしては2つあります。
サバイバルモード
自分で木を切ったり土を掘ったりしながら材料を集め、それらを使って道具を作り、世界の中を冒険するモードです。
クリエイティブモード
利用できる道具は最初から全て揃っており、それらを組み合わせて様々なものを自由に作るモードです。
どうやってプレーするの?
マインクラフトには大きく分けて2つのバージョンがあります。
- マインクラフトJava版
- マインクラフト統合版(BE版/PE版とも呼ばれる)
マインクラフトJava版
こちらはマインクラフト公式サイトで購入できる、PC(Windows/Mac/Linux)で利用できるものです。
マインクラフト統合版(BE/PE版とも呼ばれる)
BEはBedrock Editionの略、PEはPocket Editionの略です。総じて統合版と呼ばれます。こちらはプレーできる機種の幅が広いです。
- スマートフォン(iOS/Android)
- タブレット(iOS/Android)
- Nintendo Switch
- Xbox One
- Windows 10
- PlayStation 4
CoderDojo岐阜での取り組み方
CoderDojo岐阜では、マインクラフトに関しまして以下のような取り組み方法を検討しています。
- 各自課題を設定して取り組む
- 実地会場内で同じWi-Fi下にて接続をして、一つのワールドで課題に取り組む
将来的にマイクラに取り組むニンジャがふえてきた場合には、専用サーバーを用意して遠隔でも常に取り組めるようにするということも検討できるかなと考えています。
課題と目標について
マインクラフトを道場でどのように取り組むか最適解を検討していますが、何か課題を提案してそれに取り組む形が良いと現段階では考えています。
その際の課題設定の参考になるものとして、マインクラフトが公式に開催している大会からヒントを得ることができます。
2020では、「未来の学校」というテーマで開催されていますが、その課題に取り組む中で様々な学習や知見を深める必要があります。
また、こういった形で大会公式のオンラインワークショップなどもYoutubeライブにて開催されたりしています。
どんなことができるのか、それをどう実現したら良いのかというアイデアを紹介されています。
また、こちらの大会の評価指標として、
Society5.0・SDGsなど、未来を考えるテーマを実現して、多様な人々が充実した暮らしができるか
https://minecraftcup.com/application-rule/
とあり、子供ながらにSociety5.0やSDGsについての知見を深めるきっかけになるでしょう。
まさに、ゲームの範囲には収まらず、マイクラの世界を社会へのアプローチや提言につなげることも可能ではないでしょうか。そんな期待も持って導入を検討しています。
Java版?統合版?
どちらが良いとは一概に言えませんが、仲間のニンジャとプレーを一緒に行いたい場合には、周りとの環境が同じでないとできません。
Java版と統合版では一緒にプレーすることができません。
ですので悩ましいところですが、何でマイクラをやっているかと意見を聞いてみると、
- iPad
- Android
- Switch
という回答が多いです。ですので、これらから見ると統合版が多いと言えるのかもしれません。
ただし、上記したように大会にエントリーすることも視野に入れるのであれば、Windows 10などPCでの取り組みも考える必要があります。
詳しくはご相談ください。